google日本語入力について

日本語IMEについては以前から自分なりの考えを持っていた。
学部時代にMicrosoftIMEを開発した先生の講義を受けたこともあり、IMEのアホさ加減に嫌気が差していた。
昔は茹でた孫などの誤変換が話題となっていたことがあったが、最近はもうそこまでひどくない。
しかし、まだまだこのような誤変換はよく遭遇する。
平仮名文のどこで単語を区切るかは、区切った際の単語同士の関連性の高さで決定して欲しいのだが、ものすごく遠い関連性の単語同士でも平気で提示してくる無神経さに嫌気が指していた。単語同士の関連性はWEBに沢山あるテキストから作ればいい。それが自分の考えだった。しかし、単語間の関連性データベースをもつとなると試算した結果は非常にでかいものになってしまった。だから、PCの性能が低いからその時点では実現性が低いのだと結論づけていた。


そんな考えを思い出させてくれたのがgoogle IME
googleのもしかして検索を作った社員が20%の時間で作っちゃったもの。
早速インストールしてこの文章を書いているけど、特に問題なく使えるし、動作が軽い気がする。
そして、自分の考えに近い変換アルゴリズムを実装している感じであり、うれしい。
でも、このIMEはネットが無くても問題なく動くのだろうか。きっと動くと思うが、データベース軽いなぁ。


2009/12/09
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091208_334132.html
ATOKも単語間の関係性のデータベース持ってるみたい。
しかし、高い。
しばらくgoogle IME使ってみた感想としては、なんかいまいち。
1年以上使って鍛えられているMS IMEのほうが賢いので、乗り換えはやめだ。