アタリショック

 ファミコン前夜、隆盛を極めたアタリ社が築いてきたゲームブームの終焉。クソゲーが出すぎて、ゲーム業界がオワコンになった出来事。任天堂が教訓として活かしてきた。

 ゲーム制作者には広く知れ渡っていると思っていたが、任天堂ストアがひどくなりすぎて、そろそろ、バブル崩壊みたいになるんじゃないかという、危機感がある。

 とにかくセールがひどい。スマホアプリとかsteamとかなら、まだ理解できるが、任天堂ストアで90%オフとか、見ていて辛い。せめて50%オフとか、最低価格500円とかにしてほしい。金儲けのためのクソゲーだとしても、作られたゲームがかわいそう。作者の気持ちを思うと、泣けてくる。

 「HENTAI〜」シリーズのタイトルも、NG感があるし、やっつけ仕事な、ジグソーパズルだったり。

 ほんの一部だけ無料で配って、あと全部追加コンテンツの乱れ打ち、みたいな売り方とか、「任天堂は課金ゲームは売りません」って宣言してたけど、どんどんグレーゾーンに突入している気がする。

 特に、この記事を書こうときっかけになったのが、OnlyUP!のパクリゲーム。これが任天堂ストアに並んでいるのを、今日見つけて、「任天堂ストアおわったな」と強く感じた。

オンリーアップ!OnlyUP! ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

 

 今日は「ミクと水没都市」という、100円セールゲームを買ってみた。

store-jp.nintendo.com

プリンス・オブ・ペルシャとか、ICOとかに影響受けてそうなゲームで、死にかけの弟を救うべく、奮闘する姉を操作するアクションゲーム。対して期待せず、100円という理由で購入したが、きちんと作り込まれていて、この値段でこの内容は、素晴らしすぎる。そして、こんなに丁寧に作り込んでも、いまいち売れないせいでセールになって100円とは、作者を想像するに、辛い時代だなぁとしみじみと思う。もとの定価1000円が妥当な額だと思います。が、今の時代は埋もれてしまうんだろう。