CineBench R23を試した

 もう6年使っているので、そろそろMacBookProを買い替える必要があるが、新しいM1プロセッサのはUSBポート相変わらずType-Cだし、2つしかないし、メモリも、16MBが最大だし、買い替え対象にならない。しかし、3倍速いという新型CPUがどんだけなのかは気になる。
 早速出た、CineBenchR23を調べてみる。新しいCineBenchR23は1回のレンダリング時間を測る方法から変わって、10分間のレンダリング結果でスコアを計算する方法になった。速いCPUほど、温度が上がりきる前に、クロック高い状態で計測が終わってしまうから、より、実際のレンダリング環境に合わせたという意味なんだろう。冷却能力の違いが、スコアにより反映される変更。ファンレスMacBookAirはきっとスコア伸びないだろう。※benchに必要な時間が伸びて10分+αになった。
 手近にあるTsukumoのPC2つの結果と、比較参考にWeb情報のM1プロセッサと9750H。

 CPU  i5-10210U  i9-9900K  M1  M1 MBP  M1 MBA  i7-9750H
 Multi  2985  10558  4530  7783  7032  5436
 Single  1057  1289  987  1493  1493  1006
 OS  Windows10  Windows10  Mac11.0.1  -  -  Windows10
 Core  4C8T@2.12GHz  8C16T@3.6GHz  8C  8C  8C  6C12T@2.6GHz

M1そこそこ速そうではあるけど、3倍というのはよくわからない。OSもプロセッサも最新技術で最適化して、こんなもんか、という印象。この程度なら、互換性あるintelプロセッサを選ぶ。

※追記:参照したM1の結果の画像は、よく見ると、レンダリングを1回しかしていない。冷却を考えると、本来の10分やった場合はもっとスコアが低くなるはず。

 

※11/17追記:ちらほらリアルなベンチ結果が出てきたので追記。最初の情報はガセだったのか?こいつは速い!で、rosetta2もかなり速そう。しかし、bootcampはできない。うーむ。