サイドバイサイド構成エラーメモ

他環境でプログラムを実行する際にはエラーになりやすい。
個人のプログラムならDLLも含めてしまった方がなにかと便利。
あー、でもビルドできるけど、実行時にエラーになった。
うまいこと持っていけないので、もう一個の環境でビルどした。


サンプルのfacedetectはXeon@2.83*2のVista64環境で、
90msぐらいで動いた。CPU使用率は60%前後。ギリ実用的速度。
この環境は、いまいち真価を発揮しないな。




このエラーを解決するためには、クライアントにランタイムを導入する必要があります。例えば、Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ (x86) がそれです。2005 SP1 用には SP1 用のランタイムがあるようです。

現実的には、スタティックリンクしておいたほうが混乱は少ないでしょう。(ファイルサイズは増えてしまいますが…)

スタティックリンクするには次のようにします。

1.プロジェクトのプロパティを開く。
2.左側のツリーから「プロパティ」→「C/C++」→「コード生成」を選択する。
3.「ランタイムライブラリ」の項目を、「DLL」を含まないものにする。
(例) マルチスレッド デバッグ DLL → マルチスレッド デバッグ