M1プロセッサ 動画変換速度の比較

M1プロセッサ対応のソフトウェア等を用いて、動画変換速度を確認しました。
他のPC環境との比較や、今後のM1対応に向けてのメモです。

【環境】
MacBookAir M1 MEM16GB OS11.1
HandBreak 1.4.0-beta.1(Apple版)
AdobeMediaEncoder(Beta)14.9(build30)(Intel版)

【動画素材】
4K XAVC 58Mbps
0:04:36 (2.03GB)

【HandBreak変換先】
2K H.264 (Constant Framerate, Average Bitrate 8000kbps) 1.53GB 279MB
VideoToolBoxの有無で比較(intelのQSVみたいなやつ)

【AME変換先】
2K H.264
①ハードウェアエンコーディングtarget8Mbps
②ソフトウェアエンコーディングtarget8Mbps Max12Mbps
※①の場合4.8Mbps(167.8MB)のファイルが生成され、②の場合8.3Mbps(287.1MB)のファイルが生成されたので、注意。
A.Mercury Playback Engine (GPUアクセラレーションMetal)
B.ソフトウェア処理


【HandBreak結果】
VideoToolBox使用
変換時間0:03:17
平均変換速度42.2fps

VideoToolBoX不使用
変換時間0:06:37
平均変換速度21.0fps

【AME結果】
①&A 3:07 CPUはあまり動かずGPUが動く。変換最後頃に高効率2コアが動く。

①&B 5:15 CPUが動く。GPU動かない。

②&A 14:20 最初はCPUがフルコアで動くが、1分後から高性能コアとGPUに変わる。表示上はGPU動いてるようだが、めちゃ遅いし、発熱もない。バグ?

②&B 8:17 CPUが動く。